九州航空株式会社

社員インタビュー

インタビュー
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社員ひとりひとりと向かい合って
実績や取り組む姿勢を公平に評価してくれる。
頑張れる土壌が、ここにはあります。

営 業

Teppei.O

■所 属/福岡中央支店
■キャリア/入社5年目
■前 職/医療系営業

前職を教えて下さい
医療機器メーカーの営業をしていました。こちらに入社して5年目を迎えております。
医療機器メーカーの営業とは、まったく畑違いのお仕事からの転職ですね
個人的には、あまりそうは感じておりません。
何かをお相手にプレゼンテーションしたりするというスタンスから言えば価値をサービスすると言う意味では変わらないと感じております。
なるほど、一日のお仕事の流れを教えて下さい
午前中は自分の作業、見積書を作成、事務所内の懸案事項の解決、営業部門の管理などを行っています。午後からは、新規の顧客先への営業活動となります。
少し戻りますが、医療機器の営業から物流会社への転職を決めた要因は何でしょうか?
入社する以前から、この会社は知っておりました。最も今の会社を選んだ決め手は、正直なところ、この会社の企業理念に感銘を受けたことです。
あまり、信じていただけませんが私どもの会社が掲げております「地域社会への貢献」、そして、社員とその家族の幸せを何よりも大切にしている点が心に刺さりました。
会社、そして、社員とその家族が共に豊かになるという企業理念は理想的な企業像ですよね。
ところで、これまでは医療法人やドクターへの営業でしたが、今は多種多様なお取引業者様が
いらっしゃると思うのですがお客様に対するアプローチで戸惑いはなかったですか?
最初は感じましたね。以前は、形あるものを売る仕事でしたが、今の仕事は、価値であるとか、サービスであるとか、形のないものをお客様に提案していきますので、多少の違いはあるかと。ただ、以前の営業業務は広いエリアを一人で担当しますので、お客様と関われる時間がほとんどありませんでした。
現在は、私の所属する福岡中央支店だけでも8名ほどいますので、綿密な営業ができています。また、他の営業社員と協力しながら顧客対応や新規開拓とかにも取り組めると言うことで、営業に注力できる環境を与えてもらっていると思いますね。
入社以前の「物流会社」に対するイメージは入社されてからは変わりましたか?
それは、大きく変わりました。かなり違いますね。この会社には以前、勤めていた医療機器の配送をお願いしていたという経緯もありまして荷物を運ぶと言うイメージしかなかったのが正直なところです。単純な仕事かな?と思ってましたがまったく違っていました。
特に御社は業務領域が広いですよね。物流においても、ひと括りにできないほど複雑なのに、
それに加えて半導体関係の製造や水産加工事業やギフト販売事業と多種多様な事業が存在している
そうですね。お荷物を送るだけでも、最近のお客様は求めるものが様々ですのでその要求にお応えできるようにしています。また、ギフト販売の時には、パンフレットを配付したりしながら売上アップを図っています。
営業というポストですと、ノルマに頭を悩ませたり、勤務時間に制約がないという
イメージがあるのですが、そのあたりはいかがなんですか?
ノルマに関しては、私は大学を卒業してずっと営業職ですので、やはり実績というか自分の仕事の評価として数字はついて回るものだと認識しています。当然、会社から与えられた目標値がありますし、それを目指して取り組むこと、達成して喜びを得ること、そのすべてが営業としての醍醐味だと感じています。
なるほど。最近は、ネット販売などが隆盛していますよね。
私は常々、情報化がいくら進んでもモノ(商品)を動かすのは物流だから、
物流会社はネットビジネスを支える一番重要なインフラだと思っていたんですが
お客様が新しいビジネスを立ち上げるから、新たな物流チャネルを作ってくれないかという相談もいただいております。それから、見落とされがちなんですが、災害物資の配送などの時にも限られた輸送手段を有効に使って、スピーディーに被災地にお届けすることもあります。コロナでマスクを必要とされている時に、私の営業所から全国へ向けて荷物が飛び立っていくというのは私どもの経営理念に掲げられている「社会貢献」という意味でも、非常に職責を果たすという充実感を味わえます。
単に荷物を運ぶ、届ける以外の社会的使命も担っている喜びが伝わってきます
さて、では社内的なコミュニケーションはいかがですか?
私どもの会社のアピールしたいポイントのひとつでもあるんですが上下の関係、横の関係が、円滑であることです。変な垣根がなく、相談したり仕事を協力しあったり、とにかく困ったことは全員で解決していこうというコンセンサスが暗黙の了解で成り立っています。
それは、脈々と息づく九州航空スピリッツなんでしょうね
以前の会社は、全国に営業所がある会社で社員数も多かったのですが、交流するのが限られていました。先ほども申しましたが、広いエリアを一人で営業するので、あまり社員同士が協力してということは少なかったですね。
営業職はいいことも、悪いこともお客様から伝えられる職種だと思いますが
そのあたりのお話も聞かせていただけませんか
そうですね、やはりクレームをいただく時は、人的なミスと天候や災害などの影響で予定の便が大幅に遅れるとか、動かないといった場合がございます。
お客様によっては、その荷物が来なければ仕事ができないということもありますので運輸部門の担当と状況を密に連絡を取り合って、お客様に正確な情報をお伝えするようにしています。また、弊社はサポート体制もしっかりしていますので部下から要請があれば一緒に同行して問題を解決いたしますし、私も上司に相談して、よりよい解決策をアドバイスしていただく場合もあります。
御社は、どの部門も上司、同僚との風通しがすごくいいんですね。
皆さんが口を揃えて、そう言うことに驚きましたし、感銘を受けました
もちろん、仕事ですから叱責されることもありますよ。
毎年、1月から7月まで営業のキャンペーンというのがあるんですが、会社の目標、自分の目標を立てて、達成に向けて取り組む営業強化期間という位置付けなんですが、そこで、月に1回月次報告会があって、社長も出席されるんですが目標に向かって、取り組んでいる姿勢やフィールドワークなどを報告して自分のやっていることを明確にします。そこで、問題点や目標達成に向けてどうしたらいいか、何が足りないのかを指摘されたり、アドバイスがいただけますので自分が凄く納得できて、その後に活かせるんです。
なるほどですね。では少し会社の雰囲気についてお聞かせ下さい
私たちの会社の部署は、それぞれが結構、専門的な役割を担っています。
営業とお客様が打ち合わせをして、荷物をドライバーが集荷をし、荷物をコントロールする担当が配送方法を決定し、配送先の担当が配達し、それを事務員に伝えて、請求・集金すると言ったように、ひとつの仕事に対して関わる人が多いので必然的に、会話をする機会も増えてきます。その積み重ねというか、会話が多くなるとお互いが分かりあえてくるので結果として、全員のコミュニケーションが取れているんだと思います。
若い社員さんの要望をお聞きすると同世代の若い社員が入社してほしい
という声が多々あるようですが、大塚さんも、そう感じていらっしゃいますか
もちろんです。やはり、若い方は会社に活気を与えてくれますからね。
ただ、やはり物流会社や運送業という言葉を聞くと、イメージだけで尻込みしてしまうんでしょうかねえ。時間が長いとか、きついとか。
就業規則などは、あってないようなものという会社もあるような話も聞きますよね
現在では、働き方改革によって、少なくなってきているんでしょうが
私が転職をして、今こちらで働くようになって、身に滲みて感じるのが会社の発展だけではなくて、社員の、そしてその家族の幸せまでも考えてくれる会社だなぁということです。本当にお世辞抜きで、社員一人一人としっかりと向き合っていただける会社だなと思いますよ。そう感じているから自然と、ここで長く働きたいなと思えてくるんです、きっと。
労使の一体感が育まれている企業は、安定した成長を続けられるという定説を、
実証させるような職場環境なんですね。そこをもっと若い世代の皆さんが
理解していただいて、興味を持っていただけるといいですね
先ほども少しふれましたが、弊社は社員の評価もすごくガラスばりで、評価基準も明確ですので、自分の頑張りが数字として具現化されますので非常に頑張り甲斐も感じられると思いますよ。事実、言っていいのかどうか分かりませんが、年収は平均して、みんな高い方だと思いますよ。欲を言えばキリありません。 
話は少し戻りますが、「航空便」の輸送と言うのは、物流会社すべてが
扱えるものではないらしいですね。
そうです。国土交通省の厳しい選定基準を経て、ようやく認可されるものと認識しています。ですので認可された会社でしか航空貨物の取扱いはできないんです。
それが私たちの強みであり、物流会社としてのクオリティの部分は一段階上のような気がしています。
社名にも「航空」と掲げられていますしね
航空貨物だけに特化しているわけではありませんけど、航空貨物は私どものストロングポイントでありますので、誇りを持って、航空便なら九州航空とお客様に思っていただけるように営業していきたいと思います。
そのあたりも含めて、入社を検討される方が増えてくれるといいですね
本当に、いろいろな業種の方が集まってきても、受け皿はあるような気がするんです。
業務領域が広いですし、仕事に対して欲を持つというか、自分の将来をこの会社で築いていくというような強い意思を持っている方に向いている会社だと思います。
このインタビューを通じて、今の現状に満足されているのが感じられました。
もちろんです。ただまだ、こうしたらどうだろうとか、これは変えた方がいいんじゃないかとか言う所はあります。
それに、将来性も感じておりますので、まだまだ企業規模も大きくできる可能性も秘めていると思っています。自分自身がもう少し実績を積んで、結果を残して上に上がれた時に、少しずつ提案していければと思っています。
自分がレベルアップして頑張れば可能性があるという会社に巡り会うというのは
どれほど、企業人として幸せなことでしょうか
いえいえ、逆に会社の方が私たち社員に、頑張れる土壌を与えていただいているのだと思います。これからお取引きいただいているお客様がどう成長していくか、私たちの会社がどう成長していくか、その一端を担うポジションにいることも仕事に活力をもてる要因です。これからも、頑張ります。